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2010年9月11日 (土)

ロングリーダー派 それとも ショートリーダー派?

ロングリーダーとショート(ノーマル)リーダー、どっちが良いでしょうか?

Line

結論から言ってしまえば、どっちでも良いと思います。物事には、表があれば裏があり、光があれば影があり、善があれば悪があります。なんか哲学的になってしまいましたが、善悪の基準なんて時代でも変わり、立場が違っても変わってしまいます。全知全能なんてことはないわけです。川は星の数ほどあるし渓相も様々、キャスティングの腕もスタイルも千差万別、答えなんてあるはずないですよね!

一時期、ロングリーダーでやっていました。カーブをかけたりスラックを入れたり、拙い腕でも魚の出は良かったと思います。ただ、ラインやリーダーに弛みがあるので、合わせが大きくなります。思いっ切りロッドをあおって、さらに左手でラインを引くこともあります。「合わせは、ロッドをほんの少し速やかに立てるだけ」 のほうが楽だしスマートなような気がします。それに、ショートロッドだとラインを収納して再度出すとき面倒。そんなこんなで、いつのまにかノーマルリーダーに戻っていました。

最近は小渓流を釣ることが多く普段使うのは9ft-6Xをベースに、状況によって7X、8Xを継ぎ足しても、全長は12ft前後。T社のスタンダードテーパーです。以外に見落とされているのが、テーパーデザイン。T社のスタンダードテーパーは、バット部30%、テーパー部45%、ティペット部25%。重要なのはテーパーデザインとバットの径、ナイロンの質(硬さ)、これらを考えないで全長だけを言っても意味がありません。以前はほとんど表示がなかったが、最近はパッケージに表記されているものが多いようです。

以前、モンタナのガイドだった 故スティーブ・コープランド氏が「なんで日本人は新品のリーダーにティペットを足すのかわからない」と言ってました。必要ないのに、わざわざコントロールできなくしていると言いたかったのだと思います。テーパーデザインを理解したうえでなら問題ないのですが。故西山徹さんは、テーパーリーダーのティペット部をすぐに交換するとおっしゃっていました。これは、当時のリーダーのティペット部は強度不足で、鮎用などの高性能ハリスに交換されていたようです。現在のリーダーは高性能ですから、状況によってはティペットを足す必要がないわけです。

テーパー部が10%ほどでバット部とティペットが残り半々くらい、バットに直接ティペットを付けたようなロングリーダーがありました。これはバット部だけをターンオーバーして、ティペット部は失速して落とすというコンセプトだと思います。一口にロングリーダーといっても、様々なタイプがあるはずです。ロングリーダー使いの有名プロが、どんなデザインのリーダーを使われているのか興味深いところです。

ロングリーダーであれショートリーダーであれ、そのときの最善のシステムと持っている技術で、状況に応じた最善のアプローチを試みて良い結果を出すことに喜びを見出すのが、フライフィッシングの楽しみだと思います。

※ 只今ロッドのコーティング乾燥中で、タイイングなどすると埃が出て失敗の元になるので、長々とたわごとを書いた次第でした。

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