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2007年8月25日 (土)

Tom Morgan’s Favorite

Thomas Morgan 1973-1992 R.L.WINSTON Rod Co. オーナー。サンフランシスコにあったウェスト・ロッド・カンパニー、1929年 ロバート・ウィンザーとルー・ストナーが買い取りウィンザー・ストナー・カンパニーとなる。後にそれぞれの姓名のイニシャルを取って、R.L.WINSTON となったわけだ。(Robert Winther/Lew Stoner) そして、ダグラス・メリックの手に渡り、さらにトム・モーガンが32歳のとき買収する。この間、ゲーリー・ハウエルズ、ジム・グリーン、ジョン・タランティーノなどがロッドデザインなどにかかわっている。トム・モーガンは、サンフランシスコからモンタナのツイン・ブリッジズに会社を移し、バンブー・ビルダーのグレン・ブラケットとともにウィンストンを発展させる。そして1992年、ウィンストンを売り ”Tom Morgan Rodsmiths” を興す。Rodsmithsについては、また次の機会に!

Winston_3 かなり不鮮明だが、1995年のカタログのコピー。左端の脚立のようなものに摑まっているのが、トム・モーガン。右から3人目が、グレン・ブラケット。

初めて買ったウィンストンロッドは、レギュラーグラファイト(9’#5)だった。キャスティング練習用も兼ねて大きな川向けに買ったのだが、ワタシには使いこなせなかった。SAGEのLLやRPL(#5~6)のほうが巧くキャストできたのを覚えている。次に発売されたのが ”IM6シリーズ”、数年平行して販売されていたはずだが、1990年代始めに生産中止となり95年のカタログにはレギュラーグラファイトは既にない。IM6に移行し、その後WTシリーズとモデル名が変更され現在に至る。当時、輸入数が少ないためか代理店経由より直接ウィンストンから買ったほうが格段に安かった。で、かなり奮発して ”Pride of Winston” というカスタムメイクを注文することにした。「トム・モーガン・フェイバリット」 1989年 ”60th Anniversary として発売された。8’#4には、普通のモデルとTMFがあり、カタログでは普通の8’#4はミディアムファースト、TMFはミディアムとある。TMFのほうがティップがソフトで、スプリングクリークでの繊細な釣りに適しているとカタログには紹介されている。実際、普通の8’#4はショートディスタンスのキャストではティップが曲がらずループが作りにくいようだ。ティップが柔らかいTMFなら問題ない。

こうしてゴールドの飾り巻きが施され、とんでもなく重いブラスチューブに入って、”1-23-92” とゴールドでレタリングされたTMFが届いた。実は、TMFを手に入れるちょっと前、IM6 8’#3(3pc)も買った。一般的には、8’#3が日本の渓流向きのスペックなのだが、どうもアクションが気に入らず手放してしまった。初級の人でも、このTMFを振ると「すごく振りやすい、ラインの感覚がよく分かる」 と言う人が多かった。元々、大した予備知識もなく ”Tom Morgan” というだけで買ったのだが正解だった。10年ほど酷使してフェルールが磨り減ってしまったので、ウィンストンに修理に出した。保証書などは持っていなかったが、もちろん無料。但し、往復の送料が2万円位かかってしまった。しかし、何と修理から戻って最初の釣行で転んで折ってしまった。グリップの根元からポッキリ! ついでにタグホイヤーの時計も川底に! また修理に出すのもバカらしいのでそのままにしていたのだが、ある時フト思いついた。修理できる! 折れた部分の内径に合わせて15cmほどのアルミパイプをジョイントにして、エポキシで固めてしまった。よほどのことでなければ暫くは大丈夫だろう。今は管理釣り場で使う程度だが、やはり名竿は 「腐っても何とか」 マイ・フェイバリット・ロッド! でも、やっぱり Rodsmiths が欲しい------。

Tm2 一見、修理の痕跡が見当たらないがワインディングチェックがなくエポキシが盛ってある。その後、新しいTMFをブランクから組んだがアクションがかなり違う。ヘタってしまっているのか、製造時期で違うのか、その両方か? 何れにしても、フェルールが合うので ”2pc. 2top 2butt” 4とおりのアクションができる。 関連記事

※ウィンストンの歴史については、雑誌などの東知憲氏の記事を参考にさせていただきました。

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